グリピー(小5)は「妖怪」好きである。
「一反木綿(いったんもめん)の一反は長さやって!!」
「反(たん)ってどのくらい?」
すかさず、夫が口を開く。
「両手を広げた長さやな。」
え?
短くない?
「いや、鬼太郎は子供やで。大人の身長位やな。」
…もっと長いやろ。
夫婦の妖怪の基本軸が、”ゲゲゲの鬼太郎(アニメver.)”であることはさておき
google検索する前に、グリピーから
あ、書いてあったわ! "一反は約10.6m"やって。
と回答が出る。
そうやん、そうやん。
2m弱やったらただの白い布やーん!
ひとしきり盛り上がった後、
1反は1着分の着物が作れる長さであり、
長さだけではなく、面積も表す単位でもあると知る。
ちなみに両手を広げた長さは「尋(ひろ)」
水深を表すのに用いられるらしい。
単位を表す言葉は、調べれば調べるほど難しい。
でも、なんだかおもしろい。
妖怪からいつの間にか算数へ繋がった話。
福崎町にて。ブログの文章に悩む私、ではなく正真正銘の河童。